茨城県土浦市の認可外保育施設で当時生後7か月の男の子を死亡させたとして、保育施設の元経営者と女性保育士が業務上過失致死の疑いで書類送検されました。 業務上過失致死の疑いで書類送検されたのは、認可外保育施設「ゆうゆう託児園」の元経営者(75)と保育士(44)です。 2人は2022年7月、保育施設で生後7か月の男の子が寝返りを打ち、鼻や口がふさがれたままになっていることに気づかず、死亡させた疑いがもたれています。 警察によりますと、女が男の子のオムツを替えた後、心停止になっていることを発見するまでのおよそ3時間、1度も男の子の状態を確認していなかったということです。 その間、元経営者は外出したり寝たりして過ごし、保育士は元経営者の食事を作るために別室の台所にいたということです。 事件発生時、元経営者と保育士、亡くなった男の子のほかに幼児7人がいたということです。 警察の任意の事情聴取に対し、元経営者は「もともと具合が悪かったのではないか」と容疑を否認し、保育士は容疑を認めているということです。