4月14日、さいたま市桜区のマンションで女子高校生が刃物で刺され死亡した事件で殺人の疑いで逮捕・送検された谷内寛幸容疑者(24)が、犯行に使った刃物を自宅の寮から持ち出して現場に向かったと見られ、警察は、計画的に凶器を準備して犯行におよんだとみていることが分かりました。 事件は、4月14日、さいたま市桜区のマンションの出入り口付近で住人の高校1年生、手柄玲奈さん15歳が刃物で刺され、死亡しました。 警察によりますと、防犯カメラの捜査から、谷内容疑者は、犯行までの間、店舗や施設に立ち寄らずに、現場付近に向かっており、警察では自宅から包丁を持ち出し偶然見かけた手柄さんを狙ったとみています。 一方、現場に設けられた献花台には18日も多くの花が手向けられ、亡くなった手柄さんを悼む人たちが訪れていました。