1979年に鹿児島県大崎町で男性の変死体が見つかった「大崎事件」で、殺人罪などで満期服役し、一貫して無罪を訴える原口アヤ子さん(97)が初めて裁判のやり直し(再審)を申し立ててから19日で30年がたつ。2月には第4次請求が最高裁で棄却され、再審の見込みは立っていない。ただ、最高裁で審理した5人の裁判官のうち1人は「再審すべきだ」と支持したことに弁護団(森雅美団長)は手応えを感じており、次の再審請求へ向けて新たな証拠を模索している。
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1979年に鹿児島県大崎町で男性の変死体が見つかった「大崎事件」で、殺人罪などで満期服役し、一貫して無罪を訴える原口アヤ子さん(97)が初めて裁判のやり直し(再審)を申し立ててから19日で30年がたつ。2月には第4次請求が最高裁で棄却され、再審の見込みは立っていない。ただ、最高裁で審理した5人の裁判官のうち1人は「再審すべきだ」と支持したことに弁護団(森雅美団長)は手応えを感じており、次の再審請求へ向けて新たな証拠を模索している。