5月5日、熊本県益城町の会社の更衣室で知人の女性を刃物で切り付け、けがをさせたとして、傷害の疑いで逮捕された20代の男性について、熊本地方検察庁は起訴しないことを決めました。 不起訴処分となったのは、逮捕当時、熊本市東区に住んでいた20代の会社員の男性です。 男性は5月5日、20代の女性が勤務する益城町の会社の更衣室で、休憩中だった女性の右腕を刃物で切りつけてけがをさせたとして、翌日未明に逮捕されていました。 逮捕のきっかけは女性が警察から持たされていた通報装置を発報したことでした。 男性は当時、警察の調べに対し、容疑を認めていたということですが、熊本地検は5月27日付で男性を不起訴処分としました。 不起訴の理由について熊本地検は「回答を差し控える」としています。