広域強盗事件を起こした「ルフィグループ」の被害金の一部をマネーロンダリングしていたとみられる男女3人が逮捕された事件で、マネーロンダリングを依頼していた詐欺グループの拠点が海外にあるとみられることが分かりました。 この事件は、千葉県の男性にうその電話をかけ、現金をだまし取った疑いで、樋口拓也容疑者ら3人が警視庁と愛知県警の合同捜査本部に逮捕されたもので、3人は複数の犯罪組織から依頼され、マネーロンダリングを行っていたとみられています。 捜査関係者によりますと、警視庁が広域強盗事件を起こした「ルフィグループ」の被害金の一部を追っていて、また、愛知県警が別の架空請求詐欺事件の捜査の被害金を追っていたところ、いずれも樋口容疑者の自宅に運ばれていたことが分かったということです。 この事件の架空請求詐欺グループのアジトが海外にあるという情報が寄せられているということで、警視庁などはグループの詳しい実態を調べています。