県職員の女性(26)が午前4時まで飲酒、直後に車運転、電柱に衝突…テキーラ、ハイボールなど20杯以上飲みほぼ記憶なし 福島

福島県は23日、県職員の女性主事が、飲酒した直後に私有車を運転し、電柱に衝突する事故を起こしていたと公表しました。 県によりますと、物損事故を起こしたのは、いわき農林事務所に勤務する女性主事(26)です。 女性主事は、4月4日の午後7時半から、翌5日の午前4時ごろまで、いわき市小名浜の飲食店で酒を飲み、直後に私有車を運転して、電柱に衝突する事故を起こしました。県の調べでは、女性主事は、テキーラやハイボールなど、合計20杯以上の酒を飲んでいたということです。 女性主事は事故の後、午前5時すぎにタクシーで帰宅し、午前11時半ごろ起床、午後になってタクシーで事故現場に戻った後、警察に届け出て事情聴取を受けましたが、その際、アルコールは検出されませんでした。 警察の捜査は現在も続いていますが、県は独自に調査をして、飲酒運転は事実と判断し、23日に公表しました。女性主事は事故当時の記憶はほぼないものの、飲酒運転を認め、「とんでもないことをしてしまった」と話しているということです。 ◇福島県内では今年1月22日、JR郡山駅前で、大阪から来た受験生の女性が飲酒運転の車にはねられ死亡する事故があり、県警が毎月、事故が起きた22日に取締りを強化するなど、飲酒運転根絶へ向けた取り組みが行われています。しかし、郡山市の事故以降も、県内では飲酒運転で32人が逮捕されるなど、飲酒運転は後を絶ちません。

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