大麻成分が含まれる製品を使用したとして磐田市や御前崎市の男3人が再逮捕されました。2024年12月に麻薬及び向精神薬取締法の一部が改正・施行されて以降、大麻成分の使用容疑での逮捕者は静岡県で初めてです。 再逮捕されたのは磐田市国府台に住む指定暴力団 稲川会系組員の男(27)、御前崎市佐倉に住む自称・建設業の男(27)、それに磐田市下太に住む建設業の男(27)の3人で、3月中旬から4月上旬までの間に大麻成分THCを含んだ製品を使用した疑いです。 3人は磐田市安久路に住む知人で解体業の男(23)と共に男性(20代)に対する恐喝及び強要容疑で4月2日に逮捕されていて、その後の尿検査の中で大麻成分が検出されたことから今回の事件が発覚しました。 また、解体業の男については家宅捜索により自宅からコカイン約0.011グラムが見つかったため、コカイン所持の疑いで再逮捕されています。 調べに対して暴力団組員の男と建設業の男は容疑を認める一方、自称・建設業の男と解体業の男は否認しているということです。 大麻成分THCをめぐっては2024年12月に改正・施行された麻薬及び向精神薬取締法により適用される薬物に指定され、県警薬物銃器国際捜査課によると使用容疑での適用は静岡県内では初めてということです。