徳島市のアパートで住人の女性を殺害した疑いで逮捕された男について、徳島地検は4月25日、刑事責任能力の有無を調べるため「鑑定留置」を行うと発表しました。 鑑定留置は、検察が起訴・不起訴などを判断するのに伴い、容疑者の刑事責任能力の有無を調べるために行われます。 鑑定留置となったのは、住所不定・無職の男39歳です。 警察によりますと容疑者の男は3月25日ごろ、徳島市昭和町のアパートの一室で、この部屋に住む50代女性の背中を刺すなどして死亡させた、殺人の疑いがもたれていて、徳島地検は4月25日、男を鑑定留置にすると発表しました。 期間は4月25日から7月25日までです。 警察の調べに対し、男は逮捕当時容疑を認めていて、被害者との関係については「数年前からの友人」と話すなど、以前から部屋に出入りし、交友関係にあったとみられています。