【大学野球】監督逮捕の大商大が完封勝利「学生が何かをしたわけではない。野球に集中しようと」高瀬義和コーチが監督代行

◆関西六大学野球春季リーグ戦 ▽第4節1回戦 大商大1―0龍谷大(26日・ほっともっとフィールド神戸) 大商大が、勝ち点で並ぶ龍谷大との接戦を制した。プロ注目右腕の鈴木豪太(4年=東海大静岡翔洋)が、93球でマダックス(100球未満の完封)を達成。相手打線をわずか1安打に封じ、「絶対負けられない試合だったので、最後まで自分が投げきる気持ちでマウンドに上がりました。自分の役割を一人一人が全うしてつかんだ勝利」とうなずいた。 21日に、冨山陽一監督が、車検切れの軽自動車を事情を知らない他人に運転させたとして、道路運送車両法違反容疑で逮捕。大学はホームページ上で、「事実確認を確認のうえ厳正に対処いたします」とし、この日は高瀬義和コーチが代行監督として指揮を執った。 チームは開幕5連勝で、連盟記録を更新する7季連続優勝へまた1歩前進。高瀬代行監督は「学生が何かをしたわけではないので。とにかく野球に集中できる環境をと学校側にもいち早く対応していただいて、私だけじゃなく、学校からも野球に集中しようというミーティングはしました。いつも通りやってくれた」と振り返った。

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