32歳ベトナム人を強盗殺人未遂容疑で逮捕 千葉県成田市の夫婦刺傷

千葉県成田市の住宅で3月、住人の夫妻が切られて重傷を負った事件で、県警は27日、ベトナム国籍で無職のレ・タン・ルアン容疑者(32)=同市成井=を、夫妻のうち夫(74)に対する強盗殺人未遂容疑で逮捕し、発表した。ルアン容疑者は「本当に知らないです」と容疑を否認しているという。 捜査1課によると、ルアン容疑者は3月13日午後6時50分ごろ、同市青山の住宅で、金品を奪う目的で住人の男性の首を刃物のようなもので切りつけて殺害しようとした疑いがある。 同課などは現場の鑑識結果などから、同容疑者が強盗目的で男性に切りつけたとみている。男性によると夫妻と同容疑者に面識はなく、トラブルなどもなかったという。 事件では男性の妻(73)も首を切られて重傷を負っており、同課などはこれについても同容疑者を調べる。 同容疑者は4月16日午後4時45分ごろ、成田市ウイング土屋の商業施設の駐車場内でバールを所持していたとして、特殊開錠用具所持禁止法違反の疑いで現行犯逮捕されていた。(芹沢みなほ)

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