山中から“空き缶約3000本”見つかる…500mlのビールの空き缶2kgを不法投棄か 65歳男を逮捕

今年3月、金沢市内の山中で見つかった大量のゴミ。不法投棄されたビールの空き缶です。この空き缶を捨てたと見られる男がきのう、逮捕されました。 男は「自分で飲んだ」と容疑を認めています。 今年3月、金沢市桐山町(きりやままち)の山中で見つかった大量の空き缶。 その数およそ3000本、しかもほとんどがビールの空き缶です。 谷底まで40メートルに渡って不法投棄されていました。 この時、FNNは市の職員による回収作業を取材。2日間で、のべ23人が動員され、ビールや酎ハイの空き缶などあわせて760キロが回収されました。 金沢市環境局ごみ減量推進課 辰田忠孝さん: 「憤りというよりは信じられない、なぜこんなところに大量に捨てられたのか、 こんなことはしてほしくない」 あれから1カ月あまり。空き缶を不法投棄した疑いできのう60代の男が逮捕されました。廃棄物の処理及び清掃に関する法律違反の疑いで逮捕されたのは金沢市若宮1丁目の自称契約社員 中村光夫(なかむらみつお)容疑者、65歳です。 中村容疑者は先月5日、500ミリリットルのビールの空き缶2キロを捨てた疑いです。 市は空き缶を回収した後付近に監視カメラに設置。そのカメラに空き缶を捨てる中村容疑者が映っていました。 警察の調べに対し中村容疑者は「自分が飲んだもの」とした上で「間違いありません」と容疑を認めているということです。 中村容疑者が「他にも捨てた」と供述していることから警察は不法投棄された 約3000本の空き缶についても中村容疑者が関与しているとみて詳しい捜査を進めています。

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