知人宅へ放火の疑い “ストーカー”で禁止命令の男を逮捕「会えないなら火をつけてやろうと…」

三重県志摩市の住宅に火をつけたとして、63歳の男が逮捕されました。 現住建造物等放火の疑いで逮捕されたのは、三重県志摩市の無職、向井良喜容疑者(63)です。 警察によりますと、向井容疑者は、先月30日、志摩市の会社員の男性(60)の住宅に、火をつけて家を全焼させた疑いがもたれています。 住宅には親子3人が暮らしていましたが、当時は家に誰もおらず、全員無事でした。 警察の調べに対し向井容疑者は、「警察から私がストーカーとして扱われたことに腹が立った。会えないなら家に火をつけてやろうと思った」と容疑を認めているということです。 向井容疑者は、この家に住む40代女性と知人関係にあり、女性をナイフで脅迫したなどとして、先月12日に逮捕され、その後、伊勢簡易裁判所が罰金20万円の略式命令を出していました。 その後も、向井容疑者が女性の家の郵便受けに好意を示す手紙を入れていることがわかり、警察は先月30日に、ストーカー規制法に基づく禁止命令を出していたということです。

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