交通事故後に搬送された病院で看護師を暴行したとして、傷害の疑いで逮捕・送検され、釈放された女優の広末涼子(44)が2日、双極性感情障害と甲状腺機能亢進(こうしん)症と診断されたと個人事務所の公式サイトで発表した。 先月16日の釈放後、都内の医療機関に入院。そう状態とうつ状態を繰り返す双極性感情障害、甲状腺ホルモンが過剰分泌され精神的に不安定になる甲状腺機能亢進症と診断され、現在は通院治療をしていると明かした。当面の間、芸能活動を休止するという。 看護師への暴行などに関して「病気によるものとすることで責任を回避する意図は一切なく、警察の調査には引き続き誠実に対応してまいります」としている。 広末は先月7日、静岡県内で乗用車を運転中、大型トレーラーに追突。救急搬送された同県内の病院で看護師を蹴るなどしてケガを負わせたとして8日、静岡県警に傷害の疑いで現行犯逮捕された。当初は取り調べ中に興奮したり、要領を得ない説明を繰り返していた。 同16日までに被害者側との間で示談が成立し、同日早朝、留置先の浜松西署から処分保留で釈放された。釈放後、個人事務所を通じて当面の活動休止と医療機関で診断を受けることを発表していた。