神奈川県川崎市の住宅から一部白骨化した遺体が見つかった事件で、遺体は行方不明になっていた岡崎彩咲陽さんと判明しました。警察は3日、アメリカから帰国した元交際相手の男を死体遺棄の疑いで逮捕状を請求する方針を固めました。 3日前に見つかった遺体は、4か月前から行方不明となっていた女性と確認され、事態は大きく動きました。 この事件は先月30日の夜、川崎市内の住宅からボストンバッグに入った身元不明の若い女性とみられる遺体が見つかったものです。 遺体の身元について、警察は3日、川崎市内に住むアルバイト、岡崎彩咲陽さんと判明したと発表しました。 捜査関係者によりますと、去年12月から行方不明になっていた岡崎さんは、遺体が発見された住宅に住む20代の男と交際していましたが、その後、ストーカー被害を訴えていました。 元交際相手の男は3日午後、アメリカから羽田空港に帰国したところで任意同行を求められ、神奈川県警本部で事情を聞かれていますが、警察が岡崎さんの死体遺棄の疑いで逮捕状を請求する方針を固めたことが、捜査関係者への取材で新たにわかりました。 警察は容疑が固まり次第、男を逮捕し、岡崎さんが死亡した経緯についても詳しく調べる方針です。