川崎市で20歳の女性が遺体で見つかり、元交際相手の男が逮捕された事件で、女性が行方不明になった6日後、男が警察の任意の調べに対し、女性へのストーカー行為を認めていたことが捜査関係者への取材でわかりました。 白井秀征容疑者(27)は、川崎市の自宅の床下にボストンバッグに入った岡崎彩咲陽さん(20)の遺体を遺棄した疑いがもたれています。 岡崎さんは去年12月9日から警察に9回電話をかけ、元交際相手の白井容疑者について、「自宅付近をうろうろしている」などとストーカー被害も訴えていました。 そして、岡崎さんは去年12月20日から行方がわからなくなっていましたが、その後の捜査関係者への取材で、行方不明になった6日後に警察が白井容疑者から任意で事情を聞いた際、白井容疑者が12月12日から17日まで「家の前や岡崎さんが働く店の前でうろついた」などとストーカー行為を認めていたことがわかりました。 しかし、警察は具体的な証拠がないと判断し、この段階での強制捜査は行わなかったということです。 警察は事件のいきさつを詳しく調べています。