八代英輝弁護士「もしかしたら救えた命だったのではないか」川崎女性遺体遺棄事件巡り私見

国際弁護士の八代英輝氏が7日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に出演。川崎市の住宅で岡崎彩咲陽(あさひ)さん(20)の遺体が見つかった事件で、神奈川県警の強制捜査のタイミングに首をかしげた。 被害者へのストーカー行為について、元交際相手白井秀征容疑者(27=死体遺棄容疑で逮捕)は岡崎さんが行方不明になってから6日後の昨年12月26日、任意の事情聴取に対し、これを認めていたとされる。今年3月25日にもストーカー行為を認めていたという。 これに対し、同県警は4月22日にストーカー規制法違反で捜索差押許可状を請求、同30日に家宅捜索して、死後約1カ月とみられる岡崎さんの遺体を発見した。 八代弁護士は司法の立場から「捜索差押許可状を請求したら、容疑者が認めてなくても差し押さえが十分可能。3月の段階で認めてようやく強制捜査が可能になった。趣旨、ニュアンスが正しいかどうか分からないですけど、警察がいろいろなことを捜査して容疑者の供述が得られたので強制捜査に踏み切ろうと、かじを切ったのであれば、12月の段階でもうストーカー行為を認める供述は得られているので、なぜその段階で強制捜査に踏み切らなかったんだろうという疑問が湧いてしまう」などと私見を述べた。 続けて「もしかしたら、その段階で強制捜査に踏み切っていれば救えた命なのではないかと皆さん、考えると思う」とも話していた。

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