「オンラインゲームで誘惑」高校生をミャンマーに特殊詐欺させようと連れ去った疑いで藤沼登夢容疑者(29)を逮捕 宮城県警

1月、宮城県内に住む男子高校生を特殊詐欺に加担させる目的でタイからミャンマーまで連れ去った疑いで、特殊詐欺グループの男が逮捕されました。 中村洋輝記者 「男が捜査員に連れられ、仙台空港に到着しました」 宮城県警の捜査員に囲まれ、ジャージ姿で連行される男は、被略取者等所在国外移送の疑いで逮捕された住所不定、無職の藤沼登夢(ふじぬま・とむ)容疑者(29)です。 警察などによりますと、藤沼容疑者は2025年1月10日、宮城県内に住む男子高校生が誘拐されていると知りながら、特殊詐欺に加担させる目的でタイからミャンマーに連れ去った疑いが持たれています。 JNNが入手したタイの空港の防犯カメラ映像には、黒い服を着た藤沼容疑者のもとを訪れる高校生の姿が映っていました。 高校生は、藤沼容疑者に誘導され白い車に乗り込みます。 この後、タイからミャンマーへと連れ去られたとみられています。 高校生はミャンマーの犯行拠点で詐欺に加担させられていたとみられますが、その後、保護されすでに帰国しているということです。 2025年1月、高校生の家族から行方不明届が出され警察が捜査していました。 男子高校生は、オンラインゲームを通して誘惑されたということです。 藤沼容疑者は2025年2月、タイ当局に身柄を拘束された後、大阪府警により監禁などの疑いで逮捕されその後、起訴されていました。 警察は、藤沼容疑者の認否を明らかにしていません。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする