先月、麻薬及び向精神薬取締法違反の疑いで逮捕されていた愛媛県新居浜市の20代の職員について、松山地検西条支部は、駐車場の車内で大麻を所持した罪で起訴しました。 麻薬及び向精神薬取締法違反の罪で起訴されたのは、新居浜市役所の市民環境部に所属する20代の会計年度任用職員です。 起訴状などによりますと、職員は、今年4月4日午後8時20分ごろ、愛媛県西条市内の駐車場に駐車中の車内で、麻薬である大麻を含む植物片約1・585グラムを所持していたということです。 松山地検西条支部は、先月25日付で職員を起訴しましたが、プライバシーの保護を理由に氏名を公表していないほか、認否も明らかにしていません。新居浜市は、職員の起訴を受けて、「事実確認のうえ、適正な対処をする予定で、今後、起訴休職や懲戒処分を行う」とコメントしています。