交通事故を故意に起こして保険金をだまし取ったとして、滋賀県警交通指導課などは15日、詐欺の疑いで、甲賀市の自動車板金塗装業の男(51)と八幡市の会社員の女(43)を逮捕した、と発表した。 逮捕容疑は、2人は男性(25)と共謀し、2024年1月31日、甲賀市内で乗用車2台の追突事故を故意に起こし、車両保険などの名目で保険会社から保険金計約178万円をだまし取った。また、24年11月14日、男は男性と共謀し、故意に事故を起こして保険会社から保険金計68万円をだまし取った疑い。 県警によると、男は11月の事件については否認している。男が主犯格とみられ、事故後は自身の板金工場で車を修理していたという。県警は余罪があるとみて捜査している。