仙台市内の自宅に灯油をまき放火しようとした疑いで、76歳の無職の男が逮捕されました。 現住建造物放火未遂の疑いで逮捕されたのは、仙台市太白区の無職の男(76)です。警察によりますと、男は3月3日午後0時10分ごろから午後0時30分ごろまでの間、自宅1階の和室に灯油をまき、放火しようとした疑いが持たれています。 外出していた妻が帰宅したところ、衣服が焼け、背中などにやけどを負っている男を発見。男の妻から連絡を受けた親族が110番通報しました。警察は、仙台市内の病院で治療を受けていた男が5月7日に退院したため、逮捕したということです。 警察の調べに対し、男は「火をつけたのは間違いない」とした上で、「自宅を燃やそうとは考えていなかった」などと話し、容疑を一部否認しています。警察が当時の詳しい状況や動機などについて調べています。