7日、東京・文京区の東大前駅で男子大学生が包丁で切りつけられた事件で、逮捕された男が逃げる大学生を追いかけ、3回切りつけていたことがわかりました。 警視庁によりますと戸田佳孝容疑者は、7日午後7時ごろ、文京区の東京メトロ南北線東大前駅のホームで20歳の男子大学生の頭などを包丁で切りつけ、殺害しようとした疑いが持たれています。 また、異変に気づき戸田容疑者を取り押さえたネパール国籍の男性も、指にケガをしました。 戸田容疑者は電車に乗ろうとしていた大学生の背後に立ち、無言で切りつけていましたが、その後の捜査関係者への取材で戸田容疑者が車内に逃げた男性を追いかけ、さらに2回、包丁で切りつけていたことがわかりました。 2人に面識はないとみられ、戸田容疑者は犯行の30分ほど前には駅構内にいたということです。 調べに対し、戸田容疑者は黙秘しているということです。