名古屋市の観光関連事業をめぐり、業者から賄賂を受け取ったとして、市の元担当課長の男が逮捕されました。 収賄の疑いで逮捕されたのは、名古屋市の観光交流部の元担当課長、大塚勝樹容疑者(62)です。 警察によりますと、大塚容疑者は、市の観光関連の事業を委託していた業者に、2023年から24年にかけて私的に使った飲食代金など計約43万円を負担させた疑いが持たれています。 また、贈賄の疑いで委託業者の広告会社「ニック」の取締役、桑原清美容疑者(54)も逮捕されました。 警察は2人の認否を明らかにしていません。 警察は、大塚容疑者が担当課長の立場を利用して、業務委託先に選定するなどの便宜を図った見返りに賄賂を受け取ったとみて詳しく調べています。