県が佐賀市の老人ホームを立ち入り検査 87歳男性が暴行受け死亡 【佐賀県】

老人ホームに入所する87歳の男性が暴行を受け死亡し35歳の介護士の男が逮捕された事件を受け、8日、県の職員らが、施設で立ち入り検査を行いました。 【大川内】 「午後4時前です。県の職員らが事件のあった優良老人ホームの中へ入っていきます」 立ち入り検査を受けたのは、佐賀市北川副町の有料老人ホーム「ちとせ」です。 8日午後4時ごろ、県や市、中部広域連合の職員あわせて6人が施設に入り、約40分間職員への聴き取りのほか書類などを確認しました。 この施設では5月2日、入所していてた柳瀬忠雄さん87歳が顔を殴られたり背中を踏みつけられたりするなどして死亡し、佐賀市諸富町の介護士、下津浦弘平容疑者35歳が逮捕・送検されています。 県によりますと、約3年前に行った調査では施設に問題は見られず、これまで関係者からの通報や相談もなかったということです。 県は8日調べた内容を踏まえ今後の対応を検討したいとしています。

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