永野芽郁のスキャンダルが取りざたされ、仕事にも影響が生じることになった。騒動から約2カ月、Netflixで復帰する可能性が浮上したが、やはり厳しい目が注がれているようだ。 4月23日の「週刊文春 電子版」で、永野が既婚者である田中圭と不倫関係にあるうえ、日曜劇場『キャスター』(TBS系)で共演する韓国人俳優キム・ムジュンとも関係を持ったという“二股不倫疑惑”が報じられた。3人の所属事務所は不倫、交際関係を否定したが、スキャンダルの影響は甚大だった。 「永野さんがCM契約をしていた10社以上の公式サイトから、彼女の写真や動画が削除されました。5月19日には、ラジオ『永野芽郁のオールナイトニッポンX』(ニッポン放送)を降板して番組は終了。2026年に出演予定だったNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』も降板することになったのです。現在出演中の『キャスター』終了後、事実上の活動休止状態になるのではないかと見る向きもありました」(スポーツ紙記者) だが、6月9日に本誌「Smart FLASH」は、永野が年内にNetflixで放送されるドラマの撮影に参加する見込みであると報じた。不倫報道前から、永野のキャスティングが検討されており、騒動を受けて協議した結果、企画通り、続行することになったと伝えている。 しかしXでは、 《ネットなら良いってのが理解出来ない》 《最近は、やらかすとYouTubeやサブスクに逃げるね》 《ネトフリ永野芽郁キャスティングするならめちゃ冷めるわ…》 など、不満の声が見受けられる。 永野は2023年にNetflixドラマ『御手洗家、炎上する』で主演を務め、家族を崩壊させた相手への復讐に燃える主人公を演じ、注目を集めた。今回、再びNetflixに出演する可能性が浮上したことに冷ややかな反応が寄せられるのは、一連の騒動によるものだけではなさそうだ。 「スポンサーの影響を受けやすいテレビドラマとは違って、定額サービスのNetflixは視聴者から苦情が入るリスクが低いです。そのため、地上波に比べると、不祥事を起こしたタレントが出演するケースが目立ちます。 2019年に麻薬取締法違反容疑で逮捕されたピエール瀧さんは、2021年の『全裸監督2』、2023年の『サンクチュアリ-聖域-』、2024年の『地面師たち』など、Netflixのドラマに多数出演しています。唐田えりかさんも、2020年の『週刊文春』で東出昌大さんとの不倫疑惑を報じられ、批判を集めましたが、2024年の『極悪女王』に出演し、女優としての評価を高めました。ただ、これまで不祥事を起こしたタレントが相次いで出演し、永野さんの出演の可能性も濃厚になったことで、Netflixが“駆け込み寺”のようになりつつあることに違和感を持たれたのかもしれません」(芸能記者) 『極悪女王』は、1980年代に女子プロレス旋風を巻き起こしたダンプ松本の生き様を描き、唐田は主人公のライバルである長与千種役を演じた。これが当たり役だったといえそうだ。 「女子プロレスラーを演じるため、唐田さんは体重を10キロ増やしたり、頭を丸刈りにするなど、役作りに打ち込んでいました。女優にとって大切な髪を刈り上げる場面から、彼女の芝居への覚悟がうかがえたことも、評価を高めた理由の一つかもしれません。 永野さんも大きくイメージダウンしたのは間違いなく、これまでのイメージを覆す“から破り”ができるかがカギになりそうです。じつは、永野さんと唐田さんは、2016年に永野さんが主演を務めた深夜ドラマ『こえ恋』(テレビ東京系)で共演したのを機に、プライベートで遊ぶこともあり、親交が深かったそうです。友人女優のNetflixでの成功例を生かせるか、気になるところですね」(前出・芸能記者) 永野は“ネトフリ女優”として再スタートを切れるか。