「アイドルのイベントなどに…」町立病院などから約1億7000万円を横領 元職員の男に懲役7年の判決

三重県南伊勢町の町立病院などから、約1億7000万円を横領した罪に問われた元職員に懲役7年の判決です。 判決などによりますと、町立南伊勢病院の元会計担当職員・廣出翔被告41歳は、病院の口座などから現金約1億7000万円を着服した、業務上横領の罪に問われていました。 廣出被告は逮捕段階の警察の調べに対し「アイドルのイベントなどに使った」と供述していました。 きょう津地裁で開かれた判決公判で、出口博章判官は「会計システムのデータを改ざんするなど、業務上の立場を悪用した大胆で狡猾な犯行である。被害額も巨額で、大部分は弁済されていない」などとして、懲役8年の求刑に対し、懲役7年の判決を言い渡しました。

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