今年2月、福岡県内の男性2人からクレジットカードやスマートフォンをだまし取ったとして男4人が逮捕されました。 男らはだまし取ったクレジットカードで大量のレターパックを購入して転売したり、スマートフォンを売ったりして利益を得たとみられていて被害総額は少なくとも3億円にのぼるということです。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、福岡市南区多賀に住む無職・高阪泉容疑者(53)と福岡市東区松島に住むアルバイト・有馬僚一容疑者(26)、福岡市東区松島に住むアルバイト・磧朝樹容疑者(24)、福岡市南区五十川に住む無職・松尾武史容疑者(52)の4人です。 高阪容疑者ら4人は今年2月、県内の会社員の男性2人に「株式投資をすれば利益が出る」などと持ちかけ、スマートフォンやクレジットカードなどをだまし取った疑いが持たれています。 警察によりますと、高阪容疑者ら4人はSNSなどで知り合った若い男性を中心にうその投資話を持ちかけてだまし取ったクレジットカードで大量のレターパックを郵便局で購入して転売。 購入させた最新のスマホも買取業者に売却していたということです。 警察は高阪容疑者ら4人の認否を明らかにしていません。 警察は4人が起こしたとみられる同様の詐欺事件を確認していて被害者は100人以上被害額は少なくとも3億円にのぼるということです。 また、警察は高阪容疑者ら4人が大量のレターパックを買った郵便局にも家宅捜索に入っていて事件への関与の有無を調べています。