ハンセン病学会 「菊池事件」フィールドワーク 熊本

ハンセン病患者とされた男性が殺人罪に問われ、無実を訴えながらも死刑が執行された、いわゆる「菊池事件」の現場を巡るフィールドワークが開かれました。 フィールドワークは「ハンセン病市民学会」に合わせて開かれ、熊本県内外の約50人が参加しました。 「菊池事件」は1952年、殺人罪に問われたハンセン病とされた男性が、事実上非公開の特別法廷で裁かれ、無実を訴えたまま死刑になったものです。 参加者は男性が逮捕された現場や、凶器を洗ったとされる ため池などを見て回り、案内役のスタッフの話に熱心に耳を傾けていました。 東京から参加「やっぱり現場を見ないと分からない」 菊池事件をめぐっては、男性の遺族が裁判のやり直しを求めていて、熊本地裁が認めるかの審理を続けています。

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