大阪府八尾市の介護施設で送迎ドライバーだった男が、利用者の高齢女性の口座から現金を引き出して盗んだ疑いで逮捕されていたことが捜査関係者への取材でわかりました。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、八尾市のデイサービス「くつろぎの里 八尾木店」の元職員で送迎ドライバーだった増永俊治容疑者(68)です。捜査関係者によりますと、増永容疑者は施設を利用していた80代の女性のキャッシュカードを使い、口座から現金を引き出して盗んだ疑いがもたれています。 女性の親族によりますと、増永容疑者は「お金がない」などと言ってキャッシュカードと通帳を預かり、13回にわたって計500万円を引き出していたということです。 (被害女性の親族)「老後の資金だったりとか、なくなってしまったという感じで。こんなことする人とは思わなかったと」 施設側によりますと、増永容疑者は聞き取りに対し「女性と金銭のやりとりはない」と説明していたということです。