住人が寝ている家に忍び込む「ノビ」の手口 窃盗を繰り返していた男の捜査が終結 被害額は福岡と佐賀で200万円超か

警察は12日、住人が寝ている家に忍び込む「ノビ」と呼ばれる手口で窃盗を繰り返していた男の捜査を終結したと発表しました。被害額はおよそ200万円に上るとみられています。 福岡県柳川市古賀の無職、松本隆光被告(68)は去年12月、福岡県久留米市の住宅に侵入し、現金およそ66万円などを盗んだとして、ことし2月に逮捕され、その後、起訴されました。 松本被告は、住人が寝ている夜間にカギがかかっていない窓から忍び込む「ノビ」と呼ばれる手口で、金品を盗んでいたということです。 警察によりますと、被害は少なくとも福岡と佐賀の7市2町で48件、被害額は200万円に上るとみられています。ほとんどの被害者が、松本被告の侵入や窃盗に気づいていなかったということです。 松本被告は警察の調べに対し、「生活費を稼ぐためにした」などと話しているということです。

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