胸ぐらつかむ、拳押し当てる…施設利用者を暴行か 元職員2人逮捕

障害者支援施設の利用者を暴行したとして、和歌山県警は14日、元職員の男2人を暴行容疑で逮捕し、発表した。2人の認否は明らかにしていない。 逮捕されたのは、和歌山市の障害者支援施設「ビンセント療護園」に生活支援員として勤務していた25歳の男と23歳の男=ともに和歌山市。 和歌山西署によると、25歳の男の逮捕容疑は2024年8月3日、車いすの40代女性の胸ぐらをつかみ、引き倒して首を締め付けたというもの。23歳の男は同25日、30代男性の顔に拳を押し当てながら数回擦り回した疑いが持たれている。 施設を運営する社会福祉法人「愛徳園」が24年9月、市に報告。市は同12月に県警に情報提供していた。市は25年3月、4月から6カ月間の新規利用者の受け入れを停止する行政処分を出していた。(寺沢尚晃)

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