準暴力団関係者ら4人を詐欺容疑で逮捕 首都圏強盗事件の関連も捜査

息子を名乗り示談金名目で現金をだまし取ったとして、警視庁は15日、職業不詳岡田拓己(29)=東京都中央区=、無職保坂海斗(25)=埼玉県川口市=両容疑者ら4人を詐欺容疑で逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。 同庁は、保坂容疑者について、首都圏で相次いだ闇バイトによる強盗事件の一部で現金回収役だったとみている。保坂容疑者を除く3人はいずれも準暴力団「打越スペクターOBグループ」のメンバーとみられ、同庁は首都圏の強盗事件と今回の特殊詐欺事件の関連を調べる方針。 捜査関係者によると、他に逮捕されたのはいずれも職業不詳赤坂大輔(30)=新宿区=、新川敬順(30)=日野市=の両容疑者。4人は何者かと共謀して昨年11月、石川県の80代女性に、女性を妊娠させて至急示談金が必要だと息子のふりをしてうそを言い、500万円をだまし取った疑いがある。保坂容疑者はこの事件でも現金回収役だった。

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