事業許可のない運転手にトラック事業の名義を貸したか 法人役員の男2人を容疑で逮捕 広島

運送事業の許可を受けていないトラック運転手に名義を貸したとして、法人の役員2人が逮捕されました。 貨物自動車運送事業法違反の疑いで逮捕されたのは、広島市で運送事業を営む企業組合の役員の男2人です。 警察によりますと2人は、事業の許可を受けていないトラック運転手がいわゆる「緑ナンバー」で運送事業を行えるよう、組合の名義を貸した疑いがもたれています。 警察は、2人の認否を明らかにしていません。 警察への情報提供で事件が発覚。運転手は組合から給料などは受け取らない個人事業主で、ことし1月から2月の間、5回にわたって運送事業をしたということです。運送業を営むには、運輸局長から事業許可を得たうえで「緑ナンバー」を取得する必要があります。 警察は、他にも組合が名義を貸している個人事業主の運転手がいるとみて、組織ぐるみで名義貸しをした可能性も視野に事件を詳しく調べています。

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