プーチン氏、ロシア陸軍総司令官を解任

【AFP=時事】ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が15日、ロシア陸軍のオレク・サリュコフ総司令官(上級大将、70)を解任した。大統領府(クレムリン)が発表した。 クレムリンの法令で発表された人事によると、サリュコフ氏は安全保障会議の副書記に任命される。安全保障会議では、昨年国防相を解任されたセルゲイ・ショイグ氏が書記を務めている。 サリュコフ氏は先週、アンドレイ・ベロウソフ国防相と共に、ナチス・ドイツに対する戦勝80周年を記念する盛大な軍事パレードを赤の広場で指揮していた。 ロシアの法執行機関は昨年以降、軍や防衛部門の高官十数人を起訴しており、その多くは主要プロジェクトから個人的な利益のために資金を流用したとされている。 クレムリンは、高官の逮捕や解任はウクライナでの失態を受けての軍部粛清であるという主張を否定している。 サリュコフ氏は2014年からロシア陸軍を指揮し、シリア内戦への関与やウクライナ侵攻を監督した。【翻訳編集】 AFPBB News

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