今年4月、ミャンマーを拠点に特殊詐欺の「かけ子」をしていたとみられる男2人が逮捕された事件で、神奈川県の65歳の男性から160万円をだましとった疑いで、2人が再逮捕されました。男らの報酬は、だまし取った金額の4%でした。 石川翔紀容疑者(32)と谷地智成容疑者(22)は今年1月、警察官を騙り、65歳の神奈川県の男性に「金融機関の口座を売った容疑がかかっている」などとミャンマーからウソの電話をかけ、現金160万円をだまし取った疑いで再逮捕されました。 2人は今年2月に保護された、愛知県の高校生がいたミャンマーの特殊詐欺拠点で「かけ子」をしていて、愛知県警にすでに逮捕されていました。 警察によりますと、ミャンマーの犯罪拠点の中にはレストランやスーパーもあり、男らの報酬はだまし取った金額の4%だったということです。 警察は2人の認否を明らかにしていません。