先月、大阪府内のマンションに侵入し、死亡する恐れがあることを認識しながら、20代の女性を階段から突き落とし、殺害しようとした疑いで46歳の男が逮捕されました。 殺人未遂などの疑いで逮捕されたのは、堺市の自営業・三宅健史容疑者です。 三宅容疑者は先月8日午後11時ごろ、大阪府内のマンションに侵入し、死亡する恐れがあると認識しながら、20代女性の背中を突いて、階段から踊り場に転落させ、さらに倒れた女性の顔を踏みつける暴行を加え、殺害しようとした疑いがもたれています。 女性は、右ひざの関節や腰を打撲するけがをしました。 警察によると、三宅容疑者は被害者の女性がアルバイトをしている小売店の常連客で、SNSでやり取りはあったものの、 ほとんどが三宅容疑者からのメッセージで、何度も女性を食事に誘い、断られるなど、一方的に好意を寄せている内容がうかがえるやり取りだったということです。 この殺人未遂事件が発生した後も、三宅容疑者が被害者の自宅やアルバイト先など、付きまとっていることが判明したため、警察がストーカー規制法違反の疑いで逮捕し、さらに捜査したところ、殺人未遂事件も犯行を認めたことなどから、逮捕に至りました。 調べに対し三宅容疑者は、容疑について「認識の違いがあります。後ろから抱きしめるように羽交い絞めにして、後ろに力いっぱい投げました」と話しています。