安田顕と水上恒司がダブル主演を務め、WOWOWで7月6日に放送・配信がスタートする、韓国ドラマの極上サスペンスのリメーク版「連続ドラマW 怪物」(日曜午後10:00)の追加キャストとして、剛力彩芽、渡部篤郎らが出演することが発表された。さらに、ポスタービジュアルと第2弾特報映像も解禁された。 「怪物」は、「梨泰院クラス」や「財閥系の末息子」など数多くの作品を制作してきた韓国大手スタジオSLLが2001年に制作し、JTBCで放送。その年、韓国で最も権威あるアワード「百想芸術大賞」で、作品賞、脚本賞、男性最優秀演技賞の三冠を達成。名実ともに21年の韓国の顔となった韓国ドラマである。そんな作品のリメークを世界で初めてWOWOWが手がける。 羽多野町で25年ぶりに起こった猟奇的殺人事件。25年前に同じような事件で妹が失踪していた羽多野署生活安全課の警察官・富樫浩之(安田)と、東京から異動してきたキャリア警察官僚・八代真人(水上)は、それぞれの思惑で犯人を追う。実は富樫は、25年前に起きた妹の失踪事件の容疑者となった男でもあった。真人もまた、ある目的を抱えてこの町にやって来ていた。お互いに疑いの目を向けながら共に事件を捜査する富樫と真人。 だが、捜査は難航する。かつての捜査資料の紛失、奇怪な行動を繰り広げる富樫。真人の父親である警察庁次長の八代正義からは捜査を打ち切るように圧力がかかる。これは町ぐるみで何かを隠している…。疑惑を募らせる真人。そんな最中、新たな事件が発生する。富樫にとって娘のような大切な存在の女子大生の柳美緒が行方不明になり、事件は急転直下。一連の容疑者として富樫が逮捕される――。 このたび、怪物のような男たちが織り成す背筋が凍る傑作心理スリラーを支える豪華共演陣10人と配役が発表された。 失踪した母を待ちながら、生活安全課御用達の焼肉店を切り盛りしている松田凛子を演じるのは剛力。小さな酒屋の店主で、別れた妻との間に生まれた娘と二人暮らしをしている柳辰夫役に小手伸也が決定した。 また、建設会社の社長で、羽多野町の再開発事業で大儲けを企む中橋陽平役として橋本じゅんが登場する。そんな、富樫の上司で生活安全課の課長・森平三郎役を光石研が担う。 そして、一人息子の幹男を溺愛しており、羽多野町の再開発事業に力を注ぎながら次期県知事を目指す野心家の県議会議員・田所加代役を高畑淳子が務め、次期警察庁長官の座を虎視眈々(こしたんたん)と狙っている、真人の父親であり警察庁次長の八代正義役に渡部が決定した。 そのほかにも、久保史緒里(乃木坂46)、藤森慎吾、真飛聖、早乙女太一など個性あふれるキャストがレギュラー出演する。 このたび解禁された、原作の韓国ドラマ「怪物」を彷彿とさせるポスタービジュアルには、怪しげな視線を送る富樫と、真っすぐこちらを見据える真人の対照的な表情が映し出されている。さらに、今回解禁されたキャスト陣も登場する特報映像の第2弾と、メーキング映像入りスペシャルコンテンツも解禁された。複雑に絡み合う過去と現在、登場人物たちの心の闇や傷、次第に明らかになっていく驚愕の事実、先の読めないストーリー展開と人間模様、そして衝撃の結末とは!?