“無免許運転”で逮捕の小学校教頭(53)“飲酒運転”で免許取り消し後も約5年半ハンドル握る 通勤や出張にも利用 福岡

車を無免許運転した疑いで20日に逮捕された福岡県久留米市の小学校教頭の男は、約5年半前に飲酒運転で免許を取り消されていたにも関わらず、通勤などで車を運転していたことがわかりました。 久留米市内の小学校教頭、樋口宏之容疑者(53)は5月8日朝、久留米市合川町で普通乗用車を無免許運転した疑いで逮捕されました。 樋口容疑者はこの日、コンビニで車と接触事故を起こし、警察に届け出ずに立ち去っていて、被害者が警察に通報し、防犯カメラ映像などの捜査で樋口容疑者が特定されました。 久留米市教育委員会によりますと、樋口容疑者は2019年12月に出張の後の個人的な飲み会の帰りに飲酒運転で警察に摘発され、免許取り消し処分を受けました。 それ以降約5年半の間、無免許のままでしたが、学校や教育委員会には報告せず、通勤や出張の際に運転を続けていたということです。 当時は別の学校の教頭を務めていました。 市教委によりますと出張などで自家用車を使う場合は、少なくとも年1回、各学校の校長が免許証の確認をしていますが、それが不十分だった可能性があるということです。 市の教育委員会は今後、児童に説明し心のケアを最優先に取り組むとともに、臨時の校長会を開いて再発防止に努めるとしています。

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