先月、山形県高畠町の国道で軽トラックでバイクに追突し、運転していた男性に大けがをさせたにもかかわらず、現場から立ち去ったとして37歳の無職の男が逮捕されたひき逃げ事件で、男は当時働いていた会社の車で事故を起こし、その場を立ち去っていたことがわかりました。 本籍が福島県会津若松市で住居不定、無職の男（37）は、事件からおよそ1か月半がたったきのう、過失運転傷害やひき逃げの疑いで逮捕されました。 男は先月5日の午後7時前、高畠町高畠の道路で軽トラックを運転し、バイクに追突して相手にけがをさせたにもかかわらず、救護などを行わないで現場から立ち去った疑いがもたれています。 この事故でバイクに乗っていた10代の男性は腰の骨を折るなどの大けがをしました。 男は事故のあと軽トラックを乗り捨てて現場から立ち去っていました。 警察が調べを進めたところ、男が関わった疑いが強まり、きのう午後、警察が神奈川県伊勢原市内で男を逮捕しました。 警察は捜査に支障があるとして男の認否を明らかにしていません。 警察によりますと、事故当時男は山形県内で働いていて、勤めていた会社の軽トラックに乗っていたということです。 警察が逃げた動機などについて調べを進めています。