鈴鹿市のアパートで同居する男性に暴行を加えて死亡させたとして、津地検は21日、傷害致死罪で、住所不定、建設業中西廣輔容疑者(38)を起訴した。 起訴状などによると、中西被告は2月17日ごろ―23日ごろ、同市若松北二丁目の自宅アパートで、無職鈴木茂春さん=当時(68)=の顔や胸を殴り、腰を何度も踏みつけるなどして死亡させたとされる。地検は認否を明らかにしていない。 中西被告は仕事仲間だった鈴木さんと建設作業員の男性2人の4人で暮らしていた。同月23日夜、帰宅した男性2人が亡くなっている鈴木さんを発見。県警は今月1日、傷害致死容疑で中西被告を逮捕していた。