北九州市の資材置き場に父親の遺体を埋めて遺棄したとして、46歳の長男が逮捕された事件で、父親が首を圧迫されて窒息死した疑いがあることが新たにわかりました。 5月20日、小倉南区市丸の資材置き場で土木建築会社の会長、華山龍一さんの遺体が土の中から見つかり、龍一さんの長男の華山龍馬容疑者がきのう、死体遺棄の疑いで逮捕されました。 取り調べに対し「私はやっていません」と容疑を否認しています。 警察は22日、司法解剖を行った結果、龍一さんが首を圧迫されて窒息死した疑いがあると発表しました。 捜査関係者によりますと、龍一さんは車で現場まで運ばれたみられていて、警察が複数の車を押収したということです。 警察は華山容疑者が龍一さんの死亡に関与した可能性もあるとみて、殺人容疑も視野に詳しく調べています。