【被害相次ぐ】「クロスカブ」2台窃盗疑いで男2人逮捕 販売目的で他のクロスカブの盗難にも関与か 大阪府警

人気が高いオートバイ「クロスカブ」の窃盗被害が相次ぐ中、警察が男2人を逮捕です。 窃盗の疑いで逮捕されたのは大阪市都島区の自称バイク修理業・柳川博行容疑者(47)ら男2人です。 警察によりますと柳川容疑者らは今年1月、生野区の駐車場などで「クロスカブ」(110cc)2台を盗んだ疑いがもたれています。 近年、人気が高まっている「クロスカブ」。大阪府では去年1月から今年4月にかけ168台が盗まれるなど被害が相次いでいました。 ▼クロスカブの窃盗にあったことがある男性 「銀色のカバーにかかったバイクのあたり止めていた自分のクロスカブがなくなっていまして、2日前にはあったのになと思って」 府内に住む男性は去年8月、本体と装飾費用などに計60万円ほどかけたクロスカブが盗まれました。前輪と後輪にロックをかけたにもかかわらず、壊された状態で捨てられていました。 「怒り心頭というか。岐阜に行ったり北海道1周したりしたのでお金の問題じゃないんですよね。“自分の体の一部”みたいな存在だった」 ▼窃盗の瞬間をとらえた映像も 去年4月、守口市でクロスカブが盗まれたときの映像には、フルフェイスのヘルメットをかぶった人物がロックがかけられた前輪付近を触っています。 偽造した鍵を使ってエンジンをかけたのかバイクに乗って盗もうとしますが、後輪にもロックがかけられていました。 するとバッグから工具を取り出しロックを切断。再びまたがり走り去っていきました。わずか3分24秒の犯行でした。 クロスカブは中古でも買い手がつきやすく、警察は柳川容疑者らの認否を明らかにしていませんが、フリマアプリでクロスカブを出品していたことなどから販売目的で他のクロスカブの盗難にも関与しているとみて捜査しています。

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