9歳の長女と8歳の長男にみだらな行為やわいせつな行為をしたうえ、その様子を撮影したなどして、母親と元交際相手の男が逮捕されました。 監護者性交や監護者わいせつなどの疑いで逮捕されたのは、兵庫・高砂市に住む 会社員の男(38)と、元交際相手の30代の女です。 警察によりますと、2人は先月、男の自宅で、女の長女(9)にわいせつな行為をし、その様子を男の長男(10)に見せつけたほか、女の長男(8)にみだらな行為をし、その様子を撮影した疑いがもたれています。 男と女は、去年の年末に交際関係を解消していたものの、その後も女が子供を連れて男の自宅を訪れていたとみられています。 警察の調べに対し女は、「男に言われてやった」と容疑を認めていて、男は「いけないこととは知らなかった」などと話しているということです。 警察は、性的虐待が繰り返されていた可能性があるとみて捜査しています。 監護者性交罪とは、監護者が18歳未満の子供に対して影響力があることに乗じ性交等を行ったときに成立する犯罪で、警察は男については、「身分なき共犯」に当たると判断したとみられます。