「自殺しようとしたがホテルを燃やすつもりはなかった」客室のベッドに火をつけホテルを燃やそうとしたか 18歳無職男を逮捕

5月14日未明、福岡県古賀市のホテルの客室内にあるベッドに火をつけ、建物を燃やそうとしたとしてこの部屋に宿泊していた18歳の無職の男が逮捕されました。 男は「自殺しようとしたがホテル自体を燃やすつもりはなかった」などと話し、容疑を否認しています。 現住建造物等放火未遂の疑いで逮捕されたのは住居不定・無職の18歳の男です。 18歳の男は5月14日午前2時すぎ、宿泊していた古賀市天神の「HOTEL AZ 福岡古賀店」2階客室内のベッドに火をつけ、建物を燃やそうとした疑いが持たれています。 煙を検知した火災報知器が作動し、従業員が119番通報。 18歳の男は客室を飛び出してほかの宿泊客に介抱されながら1階に避難したものの、気道にやけどを負い入院していました。 男が宿泊していた客室ではベッド1台が焼けたほか、天井や壁の一部が焦げましたが、建物全体への延焼はなく、ほかの宿泊客や従業員にけがはありませんでした。 警察によりますと出火当時、ホテル内の防犯カメラには18歳の男が部屋を飛び出す様子が映っていて、ほかの人物の出入りは確認されなかったことから18歳の男が関与した疑いが強まったということです。 男は12日に会社を無断欠勤した後にホテルにチェックインしていて、翌13日には家族から行方不明届が出されていました。 取り調べに対し18歳の男は「ライターでタオルに火をつけてベッドに置いた。自分の部屋を燃やして自殺しようとしただけで、ホテル自体を燃やすつもりはなかった」などと話し、容疑を否認しています。 ■悩みを抱える人の相談窓口 厚生労働省は、悩みの相談先として (特定非営利活動法人自殺対策支援センターライフリンク) 電話:0120-061-338 よりそいホットライン(一般社団法人社会的包摂サポートセンター) 電話:0120-279-338 などSNSを含めた複数の相談窓口を紹介しています。

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