大分市議ら3人逮捕 入札妨害容疑 県警

大分市が発注した公園などの除草業務の入札を巡り、予定価格を業者に漏らしたとして、大分県警は23日、公契約関係競売入札妨害の疑いで、大分市議の山本卓矢容疑者(45)=同市新川=ら3人を逮捕した。 他に逮捕されたのは、造園会社代表広瀬幸一(85)=同市高瀬、同社役員阿南美幸(59)=同市寒田=両容疑者。県警はいずれの認否も明らかにしていない。 山本容疑者の逮捕容疑は、2024年5月に行われた市の業務委託の指名競争入札で、市の職員から聞き出した十数件の予定価格を業者側に漏らし、公園の除草など二つの業務について業者に落札させた疑い。 県警などによると、入札には11社が参加し、逮捕容疑となった二つの業務についてはそれぞれ約300万円で広瀬容疑者の会社が落札した。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする