北九州市の資材置き場に父親の遺体を遺棄したとして長男が逮捕された事件で、長男の知人で42歳のアルバイトの女が、死体遺棄容疑で新たに逮捕されました。 今月20日、北九州市小倉南区市丸の資材置き場で、土木建築会社の会長、華山龍一さん(当時87)の遺体が土の中から見つかり、同じ会社の社長で長男の華山龍馬(46)容疑者が、死体遺棄の疑いで逮捕・送検されました。 この事件をめぐり警察は23日、共謀して龍一さんの遺体を遺棄したとして、北九州市小倉北区のアルバイト、福田真美容疑者(42)を新たに逮捕しました。 華山容疑者のスマートフォンの通信履歴などから関与が浮上したということです。 取り調べに対し福田容疑者は、「龍一さんがいなくなった経緯は何も知らない」という趣旨の供述をし、容疑を否認しています。 警察によりますと福田容疑者は華山容疑者と幼い頃からの知り合いで、龍一さんとも長年、家族ぐるみの付き合いがあったということです。 しかし、現時点で福田容疑者と龍一さんとの間にトラブルは確認されていないということで、警察が動機などについて詳しく調べています。