第三者委員会を設立し事件を検証 医師による連続わいせつ事件で…有罪判決の医師は懲戒免職 静岡・掛川市

静岡県掛川市の中東遠総合医療センターは23日、強制わいせつなどの罪で有罪判決を受けた44歳の診療部長の男性を懲戒免職処分にしました。 診療部長は2017年12月から23年6月にかけて、当時10代の女性患者4人の胸などを触ったり、4人を含む10人の女性患者の裸などを動画撮影したとして、強制わいせつなどの罪で9日、静岡地裁浜松支部から懲役7年6カ月の判決を受けました。 中東遠総合医療センターは、「こうした行為は患者や地域住民、職員に与える影響は非常に大きく深刻であり、登院の信用・信頼を著しく失墜させた」としています。 また、宮地正彦院長は「現在、第三者委員会の設立を決定し、外部有識者の参画に向けて人選を進めており、今後、当該事件に関する検証等、改めて当時の診療管理体制などの課題を整理するとともに、当該職員の逮捕後に速やかに講じた再発防止策の適切性についての評価を行います。また、その結果を踏まえた再発防止策等について、ご提言をいただくこととしています」などとコメントしています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする