名古屋市内で借りたレンタカーを期限を過ぎても返さず乗り続け、横領したとして50歳の男が逮捕されました。男は車を借りる直前に別のレンタカーで、ひき逃げ事件を起こしたとして、逮捕されています。 横領の疑いで逮捕されたのは、住居不定・自称アルバイトの田村剛士容疑者（50）です。 警察によりますと、田村容疑者は、2025年3月、中村区内のレンタカー店で2日間で返却する契約で軽乗用車を借りたにもかかわらず、約2か月間乗り続けた疑いがもたれています。 返却期限を過ぎた約1か月後に、店から警察に相談があり事件が発覚しました。 田村容疑者はこのレンタカーを借りる前に、別の店で借りたレンタカーで昭和区内を運転中に、ひき逃げ事件を起こしたとして過失運転致傷などの疑いで逮捕されています。 警察の調べに対し、田村容疑者は容疑を認めたうえで、「交通事故のことや、この先の人生のことを考えていたら返却期限を過ぎてしまった」などと供述しているということです。