今年3月に開催されたMLB東京シリーズの観戦チケットを高額で転売したとして、会社社長の男が警視庁に逮捕されました。 逮捕されたのは飲食店設備会社の社長・小久保護容疑者(54)で、今年2月、翌月に開催のMLB東京シリーズ「シカゴ・カブス対ロサンゼルス・ドジャース」などのチケットあわせて12枚、定価43万円相当を都内の男女3人に789万円で不正に転売した疑いがもたれています。 警視庁によりますと、小久保容疑者は法人向けのサイトで、チケットを本人や家族名義で申し込み、不正転売していたということです。 転売は62枚におよび、中には1枚の定価が4万5000円のチケットを4枚で600万円で転売したケースもあるということです。 一連の転売でおよそ2180万円の利益を得ていたとみられ、小久保容疑者は「経営する会社の資金繰りのためだった」などと容疑を認めているということです。