着服・盗撮・体罰 千葉県教委が教頭や教諭ら3人に免職や停職の懲戒処分

着服に盗撮、体罰…。千葉県内の公立小学校の教頭や教諭ら3人に、免職や停職の懲戒処分です。 千葉県教育委員会の会見 「県民の皆さまの信頼を大きく裏切ることとなり、誠に申し訳なく、深くお詫びいたします。申し訳ございませんでした」 懲戒免職となったのは、市川市立塩焼小学校の小林佳巨教頭です。 県教育委員会によりますと、小林教頭は2023年6月ごろから2025年3月ごろまで、学校の3つの口座から30回にわたり少なくとも1331万円余りを着服しました。 着服したのは修学旅行の積立金など保護者から集めた金で、小林教頭は県教委の聞き取りに「生活費などに使った」と話しているということです。 同じく懲戒免職となった我孫子市立布佐小学校の綿引亮介教諭は、複数の女性のスカート内などをスマートフォンで盗撮したとして4月、逮捕、起訴されました。 このほか、松戸市内の公立小学校に勤める30代の女性教諭は、男子児童をごみ箱の中に立たせ、そのごみ箱を蹴って転倒させる体罰を行い、停職6カ月となりました。 男子児童は歯が欠けるけがをしたということです。 また、県教委は着服と体罰についての監督責任を問い、校長3人を減給や戒告としました。 県教委は各学校に指導の徹底を求めるとしています。

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