【速報】住宅の庭に焼けた人骨、高齢母の遺体を遺棄か 容疑で62歳男を逮捕「身に覚えがありません」 千葉・南房総

高齢の母親の遺体を遺棄したとして、千葉県警は27日、死体遺棄の疑いで住所不定、無職、小川浩一容疑者(62)を逮捕した。県警捜査1課によると、2人が暮らしていた千葉県南房総市の住宅の庭から焼けた人骨が見つかり、同課は母親の骨とみて捜査を進めていた。容疑者は「身に覚えがありません」と容疑を否認している。 逮捕容疑は同市富浦町丹生の住宅敷地内に、母親の偕子さんの遺体を遺棄した疑い。同課は、偕子さんの目撃情報があった2022年6月下旬ごろから、県警が住宅を調べた昨年2月27日までの間に遺棄されたとみている。同日時点で、偕子さんは91歳だった。 同月20日、同市役所の職員が「(容疑者の)男性から生活保護の申請があり調査したところ、同居しているはずの母の生活実態がない」と館山署に通報した。県警が調査したところ、住宅の庭に燃えた跡があり、焼けた骨が見つかった。鑑定の結果、人骨と特定したという。 県警は偕子さんの行方について全国の行方不明情報や身元不明遺体、関東近郊の施設入所状況を捜査。その結果や現場の状況から、同課は見つかった人骨は偕子さんと判断した。燃えているためDNA鑑定は難しいという。 偕子さんは年金を受給していて、22年6月下旬ごろ以降も、口座から引き出されていた。県警は引き出した人物の裏付け捜査を進めている。

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